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アルコールとコーヒーの依存性【アレルギーで避けるものシリーズ⑧】

 

このシリーズもついに⑧まできてしまいました!一話ずつ完結にするつもりが、思いの外長くなっております。。食材として避けるものはこれが最後になります。


今回はアルコールコーヒーのお話しです。


アルコールとコーヒーで共通することと言えば、『気分の高揚感』です。何かしら脳に刺激を与えているのが分かります。


これまでも散々出てきましたが、こういった刺激というのは脳であれ腸であれ、身体に負担がかかるということです。


今回はアルコールの注意点2つコーヒーの注意点3つについてお話ししていきます。


【アルコール】

①アルコールは毒である

適量のお酒は健康に良いといいますが、本当でしょうか?

 


基本的にアルコールは身体に入れば肝臓で解毒されるため、身体にとっては毒なんですよね。
身体は何とか正常に戻そうと、解毒のためにフル活動します。


お酒を飲んでいないのに、酔っ払っている状態の人がいたらどうでしょうか?明らかにおかしいですよね。『あの人大丈夫かな?』と思います。
それくらい身体の機能が落ちて、フラフラしたり、判断力が低下しますし、普通では考えられない状態です。


もちろん身体の内側の機能も同じです。
消化器官では消化力や吸収力が落ちて栄養を十分に吸収できません。また、腸内環境のバランスを崩して悪玉菌が増えます。
この悪玉菌が腸内で毒素を出して腸内のバリア機能を破壊するのです。


肝臓では解毒のためにエネルギーを使っているため、本来の機能であるタンパク質の合成や栄養の貯蔵、胆汁の合成などの力が低下します。

 

②アルコールの依存性

またアルコールは脳内で神経伝達物質であるドーパミンを活性化します。これにより幸福感がもたらされるので、依存性を高めてなかなかお酒をやめることができません。


特にアレルギーのある人は飲まないに越したことはありません。


詳しくはこちら→アルコールによる健康影響


【コーヒー】


コーヒー好きの方も多いと思います。
コーヒーの香りはたまらなく魅力的ですよね。

 


ですが、たくさんの避けた方がいい要素があります。

 

①カフェインが自律神経を乱す

 

コーヒーを飲むと目が冴えたり、気分が良くなったり、元気が出たように感じますね。
これはコーヒーに含まれているカフェインの影響です。カフェインは自律神経の中の交感神経を刺激するため、一時的に元気が出たような気分になるからです。

ですが、これが頻繁に続くとどうでしょうか?自律神経が乱れて、頭痛やめまい、倦怠感、イライラとした症状などを引き起こします。
また、自律神経は血行を調節しているので、バランスが乱れると冷え性につながります。
冷え性になっている限り、身体の回復は出来ません

 

②カフェインの依存性とミネラルの排出

 

カフェインには依存性があります。毎日コーヒーを飲むことに身体が慣れてしまうと、ちょっと飲まないだけで頭痛や倦怠感などの離脱症状を引き起こします。このためにコーヒーが手放せない状態になります。
これがカフェイン依存の状態です。

そして、カフェインには利尿作用があります。
この利尿作用で身体から、カルシウムやマグネシウム、鉄分などの貴重なミネラルを排出してしまいます。
また頻繁にトイレに行くことで、身体から水分が失われて体温が下がり、冷え性にもつながります。
私はホットコーヒーを飲んだのに余計に寒くなったという事がよくありました。

 

③クロロゲン酸による胃痛と貧血

 

コーヒーを飲んで胃が痛くなる事がありますよね?
これはコーヒーに含まれるカフェインや『クロロゲン酸』という成分が胃酸の分泌を促すからです。分泌された胃酸が胃の粘膜を刺激するため、胃が荒れて痛みを引き起こします。

クロロゲン酸はタンニンの一種で、コーヒーの苦味の成分です。
タンニンは腸を刺激して腹痛を起こす事があります。また、このタンニンは鉄分やミネラルの吸収を阻害するので、貧血にもつながります。


コーヒーは紅茶や緑茶など他の飲み物よりも、カフェインやタンニンが、かなり多く含まれています。


カフェイン量とタンニン量について詳しくはこちら→低カフェインのお茶


紅茶は大丈夫でもコーヒーがダメな人は多いと思います。コーヒーは胃腸への刺激が大きいので特に気をつけてください


また、特に女性にとって、冷えとミネラル不足は深刻な問題です。コーヒーをやめるだけで生理痛がかなり改善します。

 


アルコールとコーヒーについてお話ししてきました。どちらも依存性が高く、嗜好性が高い飲み物です。
何を選ぶかは自分で決めることができます。身体と相談して決めてくださいね。

 

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