ここ2ヶ月ほど、よく噛んでご飯を食べている私です。
なんでよく噛むようになったかというと、実はそんなに深い意味は無くて、何となく『その方もっとおいしさを感じられそう』と思ったからです。
やってみると、やっぱりそうなんですよね〜。
しっかり噛むとちゃんと食材を味わえるんです。
素材の美味しさが染み出す感じ。
もはや、よく噛むのが当たり前になりました。
でも、よく噛むのは結構めんどくさくて、なかなかハードルが高いものでもあります。
じゃあ、なんで私が続いているのかというと、
『噛む回数を決めていないから』
です。
だいだい、よく噛むことを意識すると、一口30回とか決めがちです。でもいちいちそんなの数えてられないですよね?
それこそ『食事を味わう』という本来の目的から大きく外れて、機械的な食事になります。
そんなの全然楽しくありません。
ではどうやっているかというと、ポイントは3つです。
①一口は少なめにする
一度にたくさん口に入れると、噛みながら飲み込んでしまうため、よく噛めません。
また一口が大きいと1回に噛む回数が多くなり、顎が疲れて嫌になります。
②口の中で均一な細かいペースト状態になるまで噛む
回数を決めずに感覚を働かせて、全体が均一な細かさになるまでよく噛みます。噛みながら食材の味を感じます。
③噛み終わってから飲み込む
噛みながら飲み込まず、最終的に全体がペースト状になってから味わって呑み込みます。
この3ポイントに気をつけると、楽にしっかり噛む事が出来ますよ。
一口の回数を決めていると、それを数えることに意識が行き、食材の味そのものに集中できません。そして、いずれ数えることが嫌になります。
食事は美味しく味わうために食べるものです。
私にとって、噛む事は特に何かを狙ってしていた事ではなかったのですが、実はすごい効果がありました!
それは
『よく噛むほどにアイデアが降りること』
です。
だいだい、私にアイデアが降りるのはお風呂場が多かったのですが、食事に集中して、よく噛むようようになってから、明らかに食事中の噛んでいる最中に『あ!』と思いつくことが増えました。
関連記事→私は一人で食事を摂りたい
食事中はリラックスしている上に、噛むという単純作業をしているので、瞑想状態になり、アイデアが降りやすくなったのだと思います。
これが慌ただしく食べたり、少ない咀嚼回数の時はそんなことはありませんでした。
時間をかけてゆっくり食べる事で得られた恩恵です。
これが私にとって最高のギフトです。
アイデアは意図的に降ろせませんからね!
アイデアはあらゆる労力や時間を吹っ飛ばす魔法のアイテムです。
食事に時間をかける方が、時間の短縮になるかもしれませんよ。必死に頑張るだけが方法ではありません。
どうぞ、気になる人はお試しあれ!