甘いお菓子、甘いケーキ、甘いパン、甘いものは人を幸せな気分にしてくれます。
何でそんなにお手軽に幸せになれるのか?
何で甘いものがやめられないのか?
そこに糖類を避ける理由があります。
特に避けるべき糖類は、精製された白砂糖、果糖ブドウ糖液糖、人工甘味料です。
注意するポイント④点についてお話しします。
①血糖値の急激な急上昇
糖類の中でも精製された白砂糖や果糖ブドウ糖液糖などは、消化に必要な分解する手間が少なく、非常に早く吸収されます。そのため血糖値を急上昇させます。
小麦のところでも触れましたが、この血糖値の急上昇と、その血糖値の急上昇を抑えようとして、身体から出すインスリンが血糖値を下げすぎてしまうことで、低血糖を引き起こします。
砂糖を常に取っているとジェットコースターに乗っているようなもので、何度も血糖値の乱高下が繰り返されることにより、機能性低血糖症を招きます。身体にとても負担がかかっているのです。
低血糖症の症状は疲れやすく、イライラしたり、不安になったり、鬱っぽくなったりと自律神経が乱れます。
低血糖症になった方は分かると思いますが、本当に辛いです。身体はだるいし、頭がボーっとして、しっかり考えられなくなります。
詳しくはこちら→機能性低血糖症とは
②砂糖の依存性
砂糖はアルコール並みの依存性があります。
食べれば食べるほどもっと欲しくなるという経験をしている人も多いと思います。
でもなかなかやめられないのです。
①で低血糖を招くと書きましたが、低血糖になると『お腹が空いている』と勘違いします。
そのため、『また糖分を取らないと!』と何か甘いものを食べてしまいます。
このスパイラルが更に依存性を高めています。
また、砂糖を食べると幸福感や癒しを感じますよね。これは砂糖を食べることで、脳がドーパミンやセロトニンなどの脳内神経伝達物質の分泌を促すからです。
日頃のストレスを和らげるのにはもってこいですよね。
『この快楽がまた得たい!糖分を取らないと!』と、脳が糖分を取ると快楽が得られると勘違いしてしまいます。
この快楽はいっときの夢で、むしろ依存により低血糖症になると、苦しむことの方が多くなります。
依存から抜け出すことが先決です。
続きはこちら
【関連記事】