野菜やフルーツの甘みっていいですよね。甘みは本能的に欲しくなる美味しさです。
これらは安心して食べられますが、甘味料に関してはちょっと注意が必要です。
特に腸に炎症がある人、アレルギーの人、胃腸が弱い人にとっては、甘いものはかなり身体に負担になります。
今日は身体に負担にならない甘味料について、ポイント3つをお話しします。
① 甘みは生のフルーツからが1番
フルーツはそのままで食べられる天然の甘みです。水分、ビタミン、ミネラル、食物繊維を含んで、1番優しく身体に入っていきます。
毎日食べるにはこのフルーツを選ばない手はありません。
特におやつとして食べるならフルーツから選んでいくのがおすすめです。
日持ちもしますし、カットして食べたい分量だけ食べられるのもいいですよね。フルーツの選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
身体の冷えには気をつけつつ、たっぷり食べたいところです。
②ミネラルの入った甘味料を選ぶ
以前、『避けるものシリーズ』で砂糖や人工甘味の話をしました。
精白されたものは血糖値をかなり急上昇させますし、依存性もあるので、おすすめできません。
天然の甘味料で、ミネラルなどが含まれたものを選ぶことで、吸収が穏やかになります。
はちみつ
甜菜糖
メープルシロップ
黒糖
ココナッツシュガー
羅漢果
甘酒
米飴
ステビア
など
天然甘味料にはいろいろあるので、その中でも自分に合ったものを取り入れて下さい。
甘味料にも、自分との相性があります。
出来るだけ身体に負担がかからず、少量で満足できるものを選んで下さい。
甘味料の味も重要です。砂糖と違って、それぞれ全く風味が違いますよね。血糖値が上がりにくいだけで選ぶのではなく、自分の満足出来る味を少量食べる方がストレスになりません。
甘みが欲しいのはストレスが溜まっている時が多いと思います。そこで美味しくない甘味料を使うと逆にストレスになります。
③甘味料の量に注意!
いくら天然の甘味料でも、たくさん食べれば身体に負担になりますし、甘いものへの欲求がどんどん出てきます。いつまで経っても甘いものへの依存がやめられなくなります。
出来るだけ量を減らすこと。
ただこれだけのことですが、1番難しいところです。
甘い、美味しそうな誘惑は至る所にあります。
そんなものに毎日触れながら、甘いものを我慢するなんて、到底できません。
そういった情報を意識的に入れないことも大事になってきます。
まずは自分に合った甘味料を選びましょう。
その甘味料を、一日どれだけの量を使うなら負担にならないか?どれだけの量で満足出来るかか?自分でしっかりと把握して下さい。
ちなみに、私が快適に過ごせる許容量はめちゃくちゃ少ないです。1日に甜菜糖を小さじ1杯だけでした。それ以上になると、身体が怠くなってきます。
いろいろ試した結果、私に1番合って負担になりにくいのは甜菜糖でした。
どの甘味料が合っているか、どれくらいなら、大丈夫かは、自分の身体をよく観察することで分かってきます。
甘味料は血糖値が上がりやすいので、身体が怠くなったり、ボーっとしやすくなります。そういったところを注意してみてください。
毎日食べる甘みはフルーツを主体に、甘味料も身体に合うものを選んでいきましょう。
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