好き嫌いがない、なんでも食べられるって一見良さそうに感じます。出されたものは残さないのが礼儀だったり。
私も昔は今じゃ考えられないくらい、何でも食べていました。体調は良く無かったけど、それが当たり前で、疑問にも思っていませんでした。
でも、実際はあんまり好きじゃないものもあったり、食べたくないものもあったと思います。
そういう常識が先にあったから、そうしてきただけで、本当は嫌だった物もたくさんあるんですよね。
今まで疑問に思わず食べてきたものが、実は身体に合っていなくて、様々な体調不良になっていたことがわかったので、食に対してとても慎重になりました。
今じゃ好き嫌いが激しく、食べないものだらけです。嫌いというよりは、食べると体調が悪くなるから食べないだけですが。でも全部食べていた時より100倍くらい元気です。
食材を選び始めてから、身体の変化を目の当たりにして、自分の体調は自分が食べるもので出来ている、というのが身に沁みてわかりました。
最初からその視点があったら、自分の好き嫌いや、不調になる食べ物がある事をすごく大事にしたと思います。
満足に食べられない時代は選んでいる場合では無かったと思います。とにかくお腹いっぱい食べられることを優先してきました。
食の豊かな時代になり、食材を選ぶ事が出来るようになったのは本当にありがたい事です。
何でも選べる分『何を食べるか』がもの凄く意味を持ってきます。コンビニやお惣菜、外食など、美味しいものが簡単に、今すぐ手に入ります。
むしろ、簡単に手に入り過ぎるからこそ、自分でストップをかけないと、肥満や体調不良にあっという間になってしまいます。
手軽なことはたくさんありますが、その手軽さの中身まで、気にしている人はごくわずかです。
これからは自炊することや、手作りがもっと重要視されると思います。体調管理もスキルの一つです。
ただの栄養学では無い、今までにない食の在り方が必要とされると思っています。
自分で食事を立て直したい方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。