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自分で食材の合う、合わないを見つける方法【自分に合った食材の選び方⑫】

 

『自分に合った食材の選び方』シリーズもついに⑫まできました!今日で完結します。
最後は『自分で食材の合う合わないを見つける方法』について詳しくお話していきます。

 

これまである程度、食材の選び方についてはお話してきました。最後に、どうしたら最短で合わないものを見つけられるか、についてお話していきます。ポイントは3つです。

 

①食べたものを記録する

 

何を食べたかってけっこう忘れやすいですよね。1日くらい前なら思い出せますが、2〜3日前に食べたものはなかなか思い出せません。

 

なので、食事を変える場合は必ず記録しておきましょう。食材、調味料、飲み物、サプリメントなど全て書いておくと、何か影響しているかわかりやすくなります。

 

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そして、体調の変化も記録します。

 

【思考】ポジティブ、ネガティブ、支離滅裂、考えがまとまらない、建設的な考え、直感が働く、明晰な思考、など


【身体】怠さ、痛み、便通、ガスが溜まる、眠気、動きにくい、ゲップ、胃もたれ、元気、体力がつく、身体が軽い、など


【肌】ニキビ、肌荒れ、乾燥、油っぽい、フケ、痒み、ツヤがある、ハリがある、もっちりしている、さらさらしている、など


【感情】悲観的、イライラする、寂しい、苦しい、攻撃的、楽しい、ワクワクする、嬉しい、幸せ、安心する、など

 

身体に反映されるまでにはタイムラグがあります。敏感な人は早いですし、そうじゃない場合は数日経って『あれ?体調が変わってきたかも?』と何となく感じます。


遅延型の食物アレルギーがまさにそうですね。
食べ物を変えても1日で劇的に変わることはありません。

しばらく観察してみる必要があります。


そして食べた物の記録と、体調の変化を見ることで、自分の食べている物が身体に合っているかを知ることができます。
変化があった場合は数日前の食事の記録から探してみましょう。

 

書くものはノートでもスマホのメモでも何でも大丈夫です。

 

②食材を絞って揺るぎない土台を作る

 

そうは言っても、毎日たくさんの食材や調味料を使っていると、何が影響しているのが分からなくなります。
ですので、自分の中で『これは絶対大丈夫!』という食材を一時的にギュッと厳選します。

 

重要なのは普段食べている食事量や食材のバランスは崩さずに、使う食材の数だけ絞るということです。食事量やバランスを崩すと体調に影響してよくありません。
ただ数を絞ることで、食材の影響が見えやすくなります。

 

もちろん『避けるものシリーズ』の食材はやめておきましょう。でも『絶対大丈夫!』と思うなら入れてくださいね。

 

 

【厳選する食材の数の目安】

穀物    1〜2種類くらい
タンパク質 1〜2種類くらい
野菜    5〜6種類くらい
フルーツ  1〜2種類くらい
調味料   3種類くらい
飲み物   1〜2種類くらい

 

まずはこの厳選した食材で1週間ほど過ごしてみます。この食材で『思考』『身体』『肌』『感情』全てに全く問題がなく、めちゃくちゃ元気に過ごせるなら、これがあなたの食事の土台になります。

 

ここが決まってから、他の食材を1つずつ増やしていきます。増やすたびにしばらく続けて食べて、体調を観察していきます。

 

大丈夫であれば、自分に合う食材リストに加えたり、身体への影響をみて食材をランキングにしてみてください。
どのくらいの頻度なら食べて大丈夫かも見えてきます。

 

 

こうやって1つずつ食材を確かめて、自分に合うものを見つけて行きます。時間がかかりますが、一番確実で、身体の反応も確かめられる方法です。

 

③影響が大きいのは植物性の食材

 

厳選した食材でも、ニキビや肌荒れがずっと出続けたり、おなかが張ったり、身体がだるかったり、眠気が取れないようなら、まだこの中の食材で、合わない物が含まれています。
その場合はこの食材の中から、一つずつ変えて見つけていきます。

 

数は絞ったと言っても、まだまだ特定するには多いですよね。この中から探すポイントは植物性の食材です。

 

『自分に合った食材の選び方』シリーズでもお伝えしてきたように、植物性のものには反栄養素が多く含まれているものがあります。レクチン、フィチン酸、サポニンなどです。
これらは植物が動物から身を守るために持っている毒性だったり、ミネラルの吸収を阻害する物質だったりします。

 

これらが特に多いのが種や皮の部分です。なので、不調が出る場合は穀物や豆、ナッツ類をまず疑ってみてください。

また主食には血糖値を上げやすいものがあります。こちらも眠気や怠さの原因になりますので、注意が必要です。
こちらの主食の記事で詳しく書きました。

 

 

レクチンの少ない穀物や豆、ナッツを選ぶことはもちろんですが、調理法の問題もあります。
浸水させていた水は捨てたり、発芽させたり、発酵させたり、アクを取ったり、圧力鍋を使ったりと、調理方でもレクチンを減らせます。

 

また調味料も穀物や豆が多く使われています。発酵していても合わない食材で作られたものを食べると影響がありますので、こちらも注意して下さい。
例えば大豆アレルギーなら、大豆を使わない味噌や醤油も販売されていますので、そちらを試してみてください。

 

 

合わない確率が高い食材の順番はこのようになります。

①穀物、豆、ナッツが使われたもの(調味料、飲み物を含む)
②野菜
③タンパク質
④フルーツ

 

これらの厳選した食材は、自分の絶対大丈夫!というものを選んでいるはずなので、③④あたりは少ないと思いますが、①②で見つからなければ疑ってください。思わぬところから見つかるかもしれません。

 

基本的な選び方は『自分に合った食材の選び方』シリーズで全て書いていますので、そちらを見て下さいね。

 

こうやって、まずは自分が快適で健康でいられる食事の土台知ることから始まります。
そこが決まれば、少しくらいいろいろなものを食べても、すぐに戻って調整することができます。

 

ここが根幹ですので、揺るぎのないものを作っていきましょう!自分の身体と向き合ってみてください。

 

 

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