毎日の食事に欠かせないのが調味料ですよね。
味付けによって食事が大きく左右されます。
調味料も毎日使うものですね。毎日使うものというのはどんなに少量でも身体に与える影響が大きくなります。
今日はこの調味料について、気をつけるポイント2点についてお話しします。
①調味料で避けるもの
まずは『避けるものシリーズ』でお話ししたものが使われている調味料は避けます。
調味料で特に多いのが、食品添加物、油、砂糖です。
食品添加物が多く含まれているのも調味料です。どんな調味料でも、原材料名を読んで、何かわかるもの以外が入っている調味料は避けましょう。
安価なサラダ油やトランス脂肪酸は『植物油脂』『植物油』と名称を変えてマヨネーズやドレッシング、ルウなどいろいろな調味料に使われています。
砂糖や果糖ブドウ糖液糖などはタレやソース類に多く使われています。ケチャップなどもたくさんの砂糖が入って甘酸っぱい味になっています。
これらをまず第一に避けます。
②調味料のさ(砂糖)し(塩)す(酢)せ(醤油)そ(味噌)における注意
家庭にある調味料のベースとなるのが、この5つですね。あとは酒と味醂ではないでしょうか?日本料理には欠かせないものですね。
ここでも健康な人には大丈夫でも、腸に炎症がある人やアレルギーの人が気をつけるものがあります。
さ(砂糖)+酒、味醂
まずは砂糖です。和食では煮付けや甘辛く味付けするものも多いので、欠かせませんね。ですがやはり精白した白砂糖は避けたいです。
料理に使うならクセの少ない天然甘味料を選んで、量も控えめにすることをおすすめします。
また酒や味醂はアルコールですので、いくら加熱してアルコールを飛ばしても影響は残ります。
料理として使わなくていいものには、出来るだけ使わずに仕上げましょう。
し(塩)
一番影響の少ない調味料です。身体には塩分が欠かせません。食卓塩などの精製塩ではなく、ミネラルを含んだ天然塩や粗塩など、自然な塩を選んでください。
す(酢)
フルーツのところでもお話ししましたが、腸が炎症を起こしているところに、強い酸味は刺激になります。
お酢を使う場合はアルコールの入っていないものを選び、しっかり熟成発酵されたマイルドなものを少量使いましょう。
加熱して少し酸味を飛ばすのもいいと思います。
せ(醤油)
せは醤油(せうゆ)です。塩の次に使用頻度が高いのではないでしょうか?料理の要です。
丸大豆、小麦、食塩だけでできた上質な醤油を選びましょう。天然醸造ならベストです。
そ(味噌)
最後に味噌です。こちらも醤油と同じく、上質なものを選びましょう。大豆と、米や麦などの麹と、塩だけが原材料にあるものです。酒精を含まないもので、非加熱で熟成期間が長くしっかり発酵しているものが発酵食品の恩恵を受けられます。
調味料は安価なものと、しっかり長期間、熟成発酵されたものでは雲泥の差が出ます。少し高くとも、良いものはしっかり身体に返ってきます。
毎日の穀物や野菜、肉、魚をオーガニックなものにするには、かなり経済的な負担になりますし、なかなか難しいところです。
その中で『さしすせそ』の調味料だけでも上質なものを選んでみてください。
そのほかに腸が弱っている人で、お腹にガスがたまりやすい人、お腹が張る人、ゲップの多い人が気を付けたいのが発酵食品全般です。調味料の味噌、醤油、酢も発酵食品ですね。
こういった症状はSIBO(小腸内細菌異常増殖)シーボと呼ばれています。発酵食品により、小腸で細菌が異常に増えている状態です。
腸活のために発酵食品を食べる人もいると思いますが、逆に不調になります。
『おかしいな?』と感じたら発酵食品は控えてみてくださいね。
【参考記事】
そして、いくら発酵していたとしても、元々の食材にアレルギーがある人は、その食材が含まれた調味料は避けましょう。少量でも毎日食べるものに含まれていると、なかなか身体が修復されません。特に発酵食品に多い、米や大豆、小麦にアレルギーのある人は気をつけましょう。
なかなか合う調味料が無い人は『塩+刺激の少ないハーブ』で味にバリエーションが増やせます。こちらも試してみてくださいね。
毎日使う調味料こそ厳選して使っていきたいですね。
【関連記事】