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野菜で健康を作る【自分に合った食材の選び方⑤】

 

さて、今日は野菜の選び方についてです。
特にお腹が弱い人、アレルギーのある人は、野菜についても気をつけるポイントがあります。

 

これまで食材についていろいろお話ししてきましたので、予測がついている人もいるかもしれません。

 

 

とにかく私が重要視するのは、いかに腸に炎症を起こさないか!これにつきます。
腸が弱っている人には栄養素よりも、反栄養素のダメージを避けることが大切です。
炎症が起き続ける限り回復は見込めませんよね。

これについては野菜にも言えますので、今日はそのお話しです。

 

レクチンが多い野菜に気をつける

 

以前、豆や穀物にレクチンがたくさん含まれているという話をしました。

レクチンは植物性タンパクの一つで、植物が捕食者から身を守るために生成している毒素です。

 

 

実は野菜にもレクチンが多いものがあります。
その代表が夏野菜です。主にナス科の野菜になります。

 

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トマト、ピーマン、パプリカ、ナス、ジャガイモ、シシトウ、トウガラシなど

 

どれも生ではピリッとした刺激があるものが多いです。豆のところでもお話ししましたが、レクチンは皮や種に多く含まれています。

 

ジャガイモはそれ自体から発芽しますし、他のものは全て種が入っています。つまりレクチンが多いということです。

特にトウガラシやシシトウ、ピーマンはそれだけで辛みや苦味があり、刺激が強いことがわかります。腸が弱い人は辛い物が苦手な人も多いと思います。

 

今はフルーツトマトなど糖度の高いトマトが販売されて、生で食べる機会も多いです。
でも腸への刺激を考えると、トマトを食べるなら、皮を剥いて、種を除いて、加熱する方がレクチンを減らせます。

 

他の夏野菜についても同様です。
出来るだけ皮を剥いて、種があるものは取り除いて加熱することで、レクチン減らして食べることができます。特に腸が弱い人は圧力鍋を使っての調理がおすすめです。 

 

また、このナス科の野菜は、レクチンだけでは無く、アルカロイド系の毒素を含んでいるものが多くありますので、そちらの注意も必要です。
アルカロイドもレクチン同様、他の動物に食べられないようにするために持っている毒性です。コーヒーに含まれるカフェインもアルカロイドの一種です。

 

健康な人にとっては美味しい夏野菜ですが、腸に炎症のある人やアレルギーのある人は注意が必要です。食べた後の体調をよく観察してみて下さい。

 

毎日食べるものは丸い野菜がおすすめ

 

毎日におすすめしたいのは、丸い野菜たちです。甘みがあってクセの少ないものから選びましょう。

 

キャベツ、人参、玉ねぎ、ブロッコリー、カリフラワー、レタス、チンゲンサイ、サラダ菜、かぼちゃ、水菜、カブ、アスパラガス、オクラ、大根、白菜、サツマイモ、里芋、蓮根、キノコ類など

 

辛みや苦味などの刺激の少ない丸い野菜の中から、さらに自分に合う、毎日食べて身体に負担にならない野菜がどれなのかを見極めます。

これがしっかりわかることで、揺るぎない身体が作れます。

 

そこが固まっていないと、どの食材がどんな影響をしているのか分からなくなります。
なのでまずはベースをしっかり作ることから始めて下さい。そのベースを毎日の食事の中心にします。

 

刺激の少ない野菜にも、もちろん合う合わ無いがあります。例えば私なら、カボチャやサツマイモなどの甘い野菜が苦手です。少量をたまに食べる分には問題ないですが、頻繁にたくさん食べると、徐々に身体がだるくなってくるからです。

 

なので、以前お話しした主食ランキングと同じように、野菜でもランキングを作ってみてください。

1番影響の少ないものを毎日のベースにします。

 

 

①1番影響が無くて、毎日食べられるもの。
②①ほどでは無いけれど、毎日1食くらい食べても大丈夫なもの
③たまに食べるくらいは大丈夫なもの
④楽しみのためにごくたまに食べる物
⑤出来れば避けたいもの


丸い野菜を中心に①と②が決まれば、そこから少しだけ辛みや苦味のある食材を試していきます。
そうすると、どの食材がどんな影響を身体に及ぼしているのか、変化が分かりやすくなります。

 

調理法や食べる分量などにも気をつけて下さい。それをいろんな野菜で繰り返して、自分に合うか、合わないかを見極めていきます。

そうすることでこのランキングが出来上がります。

 

時間がかかることですが、これが分かれば一生ものの財産になります。自分一人だけのオリジナルの指針です。
体調の変化に敏感になるので、病気とも無縁でいられます。

 

主食と同様に野菜でも自分に合うもの、合わないものをしっかり見極めていきましょう!

 

 

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