このところの『自分に合った食材の選び方』シリーズで、毎回お伝えしているのが、『いかに身体にダメージを与えないか』です。
突出した栄養素を持つ食材は全くお伝えしていません。
そういった栄養素が必要なのって、何か身体の不調を治したいからですよね。そもそも身体にダメージや不快な症状がなければ、健康で元気なので、そんなものは必要なくなります。
突出した栄養素を持つということは、極端ということです。極端な食材というのは腸への刺激にも繋がります。また、腸への刺激は炎症を引き起こします。
なので、まずは『自分にとって腸を刺激しない食材は何なのか』『どうしたらダメージを受けないか』を知ることが重要になってきます。
その刺激をしない食材が、毎日食べるものとして食事の土台となります。この土台を作ることが何より重要です。
どんなに不調になっても、これを食べれば大丈夫。元に戻せるという安心感は何にも代え難いものです。
それがあるからこそ、少しずつバリエーションを増やして、食の楽しみも作っていけます。
腸の炎症は、思考、肌、体調、感情の全てに影響します。
私がここまで、刺激の少ない食材にこだわるのは、この全てに腸の状態が直結していることを実感しているからです。
これを無くして、前向きな思考、ツヤのある肌、健康な身体、心の底からの喜びを求めることは、かなりハードルが高くなってきます。
そのためには、しっかり自分と向き合ってください。これは自分でしか分からないことです。
ある程度、気をつけることはお伝えできますが、食材の相性は、本当に人によって様々ですので、一概には言えません。
また、食事のどこがストレスになるのかも違います。上手く自分にストレスにならないように、変えていく必要もあります。
これも自分と向き合うことでしか見えてきません。
でも、これがわかることで、気力・体力が充実しますから、人生のいろんな場面でチャレンジしやすくなります。不安や怖さは、どうなるんだろうというドキドキや、未知への世界のワクワクに変わります。
そして、それに挑戦することで、自分への揺るぎない自信や信頼にも繋がります。
私が食事を変えることで伝えたい場所はここです。
ただの食事にとどまらず、人生がより豊かに、面白くなる人が増えたら楽しいですよね!
そのために発信しています。