私は基本的に不自然なものが不調を招くと思っています。
食品添加物は人間がより便利に取り扱いやすくした工夫ですが、その過度な加工は人間が消化するには難しく、さまざまな弊害を起こします。
なぜ避けるかというと、本当ならそんなものを入れずに作れるからです。
料理を作るのに、ここで増粘安定剤を入れて、というプロセスはありません。とろみをつけたいなら葛粉や片栗粉などを使います。
わざわざ不必要なものを入れる必要がありません。
食品添加物には大きく分けると2種類あり、『合成添加物』と『天然添加物』です
この中で避けるべきは『合成添加物』です。
合成添加物は自然界に全く存在しない化学合成物質です。一方、天然添加物は自然界に存在する成分を真似て化学合成したものです。
そもそも自然界に存在しないものが、自然の一部である人間に消化できるのでしょうか?
合成添加物と天然添加物について詳しくはこちら→4.ほんものの味を知る
同じ食品でも合成添加物を使わずに作られているものがたくさんあります。
そういった作り手の人たちを応援する意味でも、そういう商品を選んでいきたいです。
必ず原材料名を見て、合成添加物が入っておらず、素材の名前だけ書いてあるものを選んでください。
自然食品店やオーガニックスーパーにはそういったものがたくさんありますが、普通のスーパーにもありますのでよく探してみてください。
合成添加物はレトルト食品、冷凍食品、調味料、お惣菜、お弁当、パン、お菓子、飲み物、カップ麺、加工肉など様々な商品に含まれています。
それを除外すると、一見食べるものが無くなったように感じますが、それだけ多くのものに入っているということです。
食品添加物の摂取量は1日あたり約21g、年間で8キロにも及ぶそうです。アレルギーが無い人でも何かしらの影響がでてもおかしくありません。
とはいえ、いきなり何もかもは変えられないと思います。
まずは原材料を見ること、そして添加物の少ないものを選ぶところから始めてみて下さい。
そして、毎日取り入れる調味料、塩、醤油、味噌などから上質なものへ変えていって下さい。
アレルギーがある人は尚更、注意してみて下さい。添加物を取り除くだけで、かなり身体が楽になるのが感じられます。
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